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zoom RSS ■時空の流れを止めたその先にあるもの<3>

<<   作成日時 : 2010/11/12 06:26   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 4

そこで仏教の話になりますが、
仏教ではそのポテンシャル・エネルギーを
ちょっと消滅させておけば、
時空の流れがストップするのだと教えます。

「ストップするのだから、あなたはそこで消えるが、
消えたあなたは今度は永遠である。
その状態になって初めて究極なる幸福感を味わえるのだ」ですが、

この状態というのは第3者が確認できるような次元の話、

存在の次元の話ではないのです。


人間一人ひとりが、それぞれ自分の体験として確認するしか方法がありません。



一つの実験的例題をもって説明することにしましょう。

ここに1本のロウソクがあります。
ロウソクに灯をともすとロウソクは炎となって燃え続けます。
ずっと、ずっと燃え続けます。
この燃えている姿を、生き続けている自分と考えて、この例題を読んでください。

画像


では、なぜロウソクは燃え続けているのでしょうか?

ロウソクは自分で燃えることによって変化のエネルギーをつくっているのです。
ロウソクが燃えるその炎の熱によって新しいロウを溶かす。

溶けたロウが芯を伝わって気化し、

それによってロウソクが燃える。

燃やしたら、また炎が出てくる。

こんなふうに繰り返し、繰り返し連続して炎は生き続けているのです。

いいですか。
同じ炎がずっとそこにあって燃えているのではなく、

炎自体が変化することによって生き続けていることが
これでよくわかるでしょう。

ほんの瞬間でも同じ炎ではなくて、

変わって、変わって、変わって、
新しく、新しく、新しくなって燃えているのです。


そこで、誰かがそのロウソクの炎に
新しいエネルギーが生まれないように、
ロウが溶けださないように

工夫をしたとする。
たとえば、酸素が入らないように
細工を施したとします。

そうなるとロウはどうなるでしょうか?


当然のことながらロウソクの炎は消えます。

確かに、炎は消えますが、

その炎自体は、いったいどこに行ったのでしょうか。



先ほど言ったように炎は、瞬間瞬間に生きている私、自分自身です。

では、その炎、つまり私自身はどこへ行ってしまったのでしょう?

言葉で説明できますか?


北へ行ったのですか、
南に行ったのですか?
それとも上に行ったのでしょうか、
下に行ったのでしょうか?


あるいはロウソクの中に隠れてしまったのでしょうか?

そうした表現では説明がつきません。

ただ言えることは、

「炎を燃やしている原因がなくなったのだから炎は消えたのだ」
という事実だけです。 (つづく)



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
サードゥ、サードゥ、サードゥ
ryusso
2010/11/12 08:43
おはようございます。

パーリ教典に基づくスマナサーラ長老の解説は凄いと思います。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2010/11/12 10:48
日本語が母国語ではないのにここまで説明出来るスマナサーラ長老の知慧は凄いですね。

生きとし生けるものが幸せでありますように
慈悲と知慧
2010/11/12 12:39
コメント書いてくださる皆様へ
気持ち玉を入れてくださる皆様へ
いつも読んでくださる皆様へ
いつもありがとうございます。感謝です!

そして何よりの感謝は、
スマナサーラ長老様ですね。
今日も貴重な内容をありがとうございます。
生きとし生けるものが幸せでありますように
あん
2010/11/12 21:16
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