幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ★人間がお互いに助け合うしかない

<<   作成日時 : 2010/12/09 06:28   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 8

日本人は神を信じてはいないのに、そこそこ平和に暮らしています。
不況にデフレだと言っても、世界の国々からすれば、
苦しみの極地にいる国というわけではありません。
だから、仕事がなくなったりするだけで大げさに騒ぐのです。


大阪の若者が、ホームレスになっているテレビの
報道番組を観たときのことです。

若者の顔を見たら、とても悲しくなりました。
なんでこの子がホームレスになったのか、思いをめぐらし、どうにかして
仕事を見つけてもらいたいと願いました。

大阪は日本でも最も失業率の高い都市ですが、世界を見れば、
もっと失業率の高い国があります。
最近のスリランカ事情は、離れて久しいためわかりませんが、
かっての多くの若者は仕事もなく、ぶらぶらしていました。
大学を卒業しても仕事がない、という有様です。


あまりにもたくさんの人が失業しているせいで、ニュースになることすらありません。
でも、仏教の国ではホームレスという現象が起きることはありません。


仏教の世界ではみんなが協力し合って生きていますから、
食べものがなくて飢え死にしたという事態には陥らないのです。

若者が道端で寝ていても、
「オレの勝手だ」と言われればそのまま放っておくし、
1日何も食べてないと訴えられれば、食べ物を買ってあげたりします。


バスになかなか乗れない目の不自由な人がいれば、背中を押してあげます。
親切をしたからといって、「ありがとう」と言ってほしいわけではありません。
親切にされた側にしても、お礼を述べる必要などありません。


こうした日常の光景は、呼吸するのと同じくらい当たり前の行為なのです。
スリランカにはホームレスはないし、飢え死にする人もいないけれども、
経済的に豊かな国とは絶対に言えないでしょう。


日本はつい最近まで、まあまあ安定していたし、経済的危機で
ホームレスが現れるだけで大騒ぎしてしまいます。

では、アメリカと比較するとどうでしょう。
ホームレスは、アメリカのほうがはるかに多い。
失業率は、日本の2倍にも達しています。


でも、アメリカでは、このことがニュースで騒がれることはありません。
教会や一般人が、チャリティ活動を行ったりして何とか助けようとする。

また、一方、競争社会なので、自分のことは自分で責任を持つべきだと
ホームレスのことを無視する人もいる。

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皆、お互いに協力しあって生きるべきことを、
生きることは協力しあうことによって
成り立つものだという現実を理解すれば、
ホームレスの問題などは解決できると思います。

現実的にものごとを考えると、
私たちは絶対的な神様のプログラムによって
生きているといえないのです。

それを証明する方法もないのです。
我々に決して理解不可能な概念に引っかかることで、
妄想に満ちた生き方が現れてしまうのです。

神は理解するものではなく、信じるものです。
信じるというならば、何でも信じられます。


信仰と現実は、ほとんど一致しないのです。
ガマの油を塗れば傷口は瞬時に治る、と信じることはできるが、
現実とは一致しないのです。


では、現実とは何でしょうか。
この世界は、人間の行為によって日々変わっていくのです。


科学的発見も、経済的発見も、人間の行為なのです。
世界戦争も自然破壊も、人間の行為なのです。

考えてから行動するので、すべて人間の思考だとも言えるのです。


それが現実です。否定できないのです。


いくら合格祈願をしても、神様が受験生を
合格させてくれたことは一度もありません。

しかし、真面目に勉強する受験生たちは、けっこう合格するのです。


私たちは人間の思考を改めれば、行為を改めれば、みるみるうちに
この世界が良い方向へ変わっていくことは確かです。
思考を改めるといっても、おおげさなことではありません。

生命はお互いに協力しあうことで成り立っているのです。
画像


自分ひとりでは生きていられないのです。

身体の中でも、たくさんの生命体が必死で働いているのです。
ですから人は一切の差別意識、排他意識を止めて、
慈しみに基づいた思考をすれば、すべて一件落着なのです。



我々は困ったとき、悩んでいるとき、先輩の、経験者の助けを求めるべきです。


自我を張って、自分ひとりで悩むと、自分の命を破壊してしまうのです。

我々は他人のアドバイス、しつけを、感謝を込めて受けるべきです。


同時に、自分の能力と経験を、他人のために与えるべきです。


それが損する道ではなく、悩まず、困らず、楽しく生きる方法なのです。


人を助けると、自分が損するのではなく、自分がどんな問題にも
耐えられる強い人間になるのです。



「くじけないこと」アルボムッレ・スマナサーラ長老著書より

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
寒いのは、とってもつらいです
才木広之
2010/12/09 07:23
「寒い」のは身体であると観察して
自分自身の気持ちはどうなっているのかを
観察してみてね!
貪・瞋・痴にふりまわされないようにねっ!
寒いときも気持ちを明るくする事によって
変化が出てくると思いますよ〜

同じ文章が何度も何度も日々更新されて
いきますが。
「同じ内容だ。知ってる」ではなくて
自分がどれくらい理解して実践できているのか
日々、自己観察の目安にしていただけたらと思います。
私たちは日々向上しなくてはならないからです。
と、自分に言い聞かせております。

生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
あん
2010/12/09 09:04
おはようございます。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2010/12/09 09:40
一人ぼっちで、寒いところに、いると本当に寒い

でも二人だと、同じ寒さでも、気がまぎれたり、寒いのを少しの間忘れてたり。

一人でも、何か一生懸命してる時は、しばらくの間寒さを忘れてる時はありますね。

ちょっと午後から、観察実験をするぞよ、あんさん

才木広之
2010/12/09 12:47
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように。

慈悲と知慧
2010/12/09 12:49
みぞれふる、現場にて

観察結果です。

寒いなんて感情はどこ探しても、にあたりませんでした

「寒い」を通訳すると、「早く仕事の時間終わりたい」「休みが早く来てほしい」っとかなわぬ夢を追い求め、その愚痴が「寒い」でした

そこで気づきました、雪だろうが、吹雪の中だろうが、それでも仕事はしたいはずです。でなけりゃ会社行かない。会社に行くということは、仕事がしたいということです。生きていたいということです。素直に頑張って仕事できました。

ただ仕事がなくて、寒い外で、生活しておられるお方を思うと、、、、
才木広之
2010/12/09 18:38
素直な自分が発見できて良かったです。<広之さん
私も幸せで楽しく充実して生きていたいです。

今日は、最近指導?している合唱団の発表会で
指揮をしてきました。楽しかったぁ
平均年齢78歳のコーラス団です。
あん
2010/12/09 21:15
今夜はめっきり冷え込んでます
指揮者、お疲れ様でした♪^^
自分は生命のネットワークの一部って考え、最近気に入ってます。
自分本位で身勝手に生きるのはまずいなぁ・・・って思える訳です

生きとし生けるものが幸せでありますように
358
2010/12/09 22:32
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