幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ▲5 いつでも20代の頭脳を保つために

<<   作成日時 : 2011/02/11 05:24   >>

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ほんとうの自分に出会って「私はこういう人間だった」と
気づくということは、とてもありがたいことなのです。
なぜならば、心の悪い働きは、気づいたら消えるという性質を
持っているのです。


不思議なことに、心のいい働きは気づいても消えません。

 
 たとえば、妄想を「妄想、妄想、妄想」と確認すれば妄想は消えます。

ところが、今幸せだということに気づいても、幸福感はすぐには消えません。
自然に消えていくことはあっても、いいことは気づいたから
サッと消えるということはない。


怒りなどは、気づけばすっと消えていきます。

ということは、

自分という人間がわかれば、そのわかったときから、
自分の人格がおおもとの無意識のところから
直されていくということなのです。



ピアノを習う人が、初めはヘタでも、毎日毎日がんばって練習していけば
いつの間にか弾けるようになっているように、自転車を乗れなかった人が、
何日か練習をすればいつの間にか乗れるようになっているように、
ヴィパッサナー瞑想もはじめはうまくできなくても
頑張って続けていると自然に人格が直されて幸福の道を歩けるように
なっているのです。


ですから妄想はイヤだイヤだと嫌うのではなくて、自分は今妄想をしている
ということをきちんと確認することが大切なのです。
妄想に耽っているだけではなんの意味もないので、ただ苦しいだけんです。



私たちの無意識の状態はすごく混乱していて危険な状態なのです。
海が荒れているといっても、ほんとうに怖いのは津波だけです。
津波は海の底から出ている波だから危険なのです。

表面的な波はどうということはないのです。
私たちの心も、意識のところでいくら激しい口論をしたりいろいろな
ことを言い合ったりしても、それほどの問題はありません。

それよりも、深い意識のところで荒波や渦巻きをつくっていることの方が
はるかに危険なのです。

画像


心を静めるといって音楽を聴いたり、宗教的な儀式に参加したり、
八十八箇所を巡礼したりなどしても、無意識を落ち着けるためには
なんの役にも立ちません。

一時的に心が落ち着いていたと思っても、
それは錯覚で表面的に落ち着いたような気分を味わってしたいるだけの
ことで、波はまた出てきます。



瞑想をずっと続けると妄想をしない自分の心が現れます。
無意識が落ち着いたら妄想は出なくなります。



その心はとても静かで、平和で、荒波も渦巻きもない海の底のような平安な心です。

そうなると瞑想をしても静かに「膨らみ、縮み」を観察することができるようになります。
そのときからその人は、
何かを考えたければ考えられるようになるのです。
それは自分の意思で「考えます」と考えているのだから、
妄想のような苦しいものではありません。


自分の幸福を消すものではないのです。
平和で安定した心で考える人になんの害も与えません。


修行によって心の意識の状態を抑えようとするのではないのです。
無意識の混乱状態を正しくしようとするのです。



無意識が落ち着いて静かな心になれば、どんな才能でも発揮することが
できるようになります。


過去を思い出したいと訓練すれば、どんな過去までも遡って思い出すことができます。
他にもさまざまな能力を開発することは可能になります。

それこそ、超常現象と言われているような作用もできるのですが、
そういうことはただの遊びですから、仏教では勧めません。


それよりもそのように心がきちんと落ち着いてから、
仏教の本格的な修行をはじめるのです。

どんな生命であっても、どんな完璧な人間であっても、
無明という根本煩悩が心を動かしています。


その根本煩悩がある限り、また混乱した状態に堕ちてしまう可能性があるのです。


ですから、完全にこの煩悩を消すための修行をはじめるのです。
それはその前に性格を直して、立派な人間になっておかなければ
無理なのです。


生き方もまずくて、喋り方もまずくて、人間関係もうまくできないような、
そいういういい加減な人間が、瞑想修行をして
悟りますといっても不可能なのです。

きちんとした人格になってはじめて、本格的に根本煩悩を消す修行を
始めることができます。


まあ、その段階になれば、ブッダの言われたことは徹底的な体験によって
確信しているでしょうから、自然と悟りに向かって正しい道を
歩いていくことができると思います。


結論をいいますと、妄想は抑えられません。

私たちにできるのは妄想に気づくことだけです。

そして妄想に気づけば気づくほど、ほんとうの自分が見えてきます。

そして自分の性格の悪い部分が直されて、立派な人格が形成されていきます。



ですから、妄想を怖がらないことです。
とにかく、妄想を捕まえて、捕まえていくということです。

妄想と瞑想の関係はとても大事なのです。

自分に出合う方法。自分の性格を根本から直す方法。
瞑想で妄想に出合うことは、我々の隠れている巨大な無意識に
直面することであるということでこの本を終わります。


「頭が突然鋭くなる瞑想法」<P251〜P255>
A・スマナサーラ長老著書より抜粋いたしました

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只今、コメント欄はメンテナンス中につき休業致します。
生きとし生けるものが幸せでありますように((*^ー°)ノ あん)


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