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zoom RSS ■臨機応変に判断する

<<   作成日時 : 2011/03/11 06:27   >>

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 融通が利く、臨機応変に対処できるというのは、お釈迦様の性格です。
お釈迦様は全知全能です。
物事を先の先まで知っています。
しかし、良くないとわかれば、以前の判断にこだわることなく、すぐに変えます。


仏教の戒律は、数自体は少ないのですが、最終の戒律に達するまでには
何回も改良が繰り返されています。

お釈迦様だったら、最初から決定的な戒律を示されればよいではないかと
おもわれるかもしれません。

しかし、お釈迦様でさえ、状況に合わせて、臨機応変に変えられているのです。

たとえば、ある時お釈迦様は、出家者に、
「料理はするな。そんなことはだらしがない」
とおっしゃいました。


ところが、誰も托鉢をしてくれない時があり、3ヶ月も安居されていました。
そこへ馬の商人たちが来ました。
季節は雨季だったので、彼らは移動することもできず、商売もできません。




昔も今も、馬の商人たちは、人間には悪いものを食べさせても、馬にはおいしいものを
たべさせます。
そして当然、馬の商人は、馬の餌をたくさん持っています。

お釈迦様とお坊様たちが、食べるものがなくて困っているのを見た商人は、
馬に食べさせる穀物の一部を、お釈迦様たちに分けてくれました。



画像


そこでお釈迦様は、「ではこれでなんとかお粥を作りましょう」と言ったのです。
お坊様たちは穀物を粉にして、たくさんのお湯を沸かし、大量のお粥をつくって、
3ヶ月間それを食べて過ごしました。


このように、戒律は、死んでも守りなさい、というものではありません。

その都度、その都度、変えていくものなのです。



お釈迦様は涅槃に入られる前に、
「小さな戒律は変えてください」とおっしゃいました。

判断というものは断言的なものではない、ということを教えたかったのです。


しかし一度変えるとどこまでも壊れますから、
実際に戒律を変えることはありません。



お釈迦様と違って我々は、何かを決めたら、どんな損害があっても
頑固にそれを守り通そうとします。
これは無知ということです。



初めはその時の判断で言えばいいのです。
しかし、よく観察して、この判断は間違っていると気づいたら、
最初の判断は変えなくてはいけません。




「自立への道」A・スマナサーラ長老著書より

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
初耳のことばに出会えました。

自立への道読んでみますか。
才木広之
2011/03/11 12:37
『自立への道』はタイトルから、何かひきこもりやニートの人が対象の本のような印象を受けますが、違います。
この本でいう自立とは【刺激からの自立】です。
特に最後の方にそのような内容が書かれています。

あんさん、もし宜しければ、機会がある際に、刺激からの自立について書かれた部分をこのブログで引用していただけたらと思います。
皆様に参考になる内容だと思います。

生きとし生けるものが幸せでありますように。
慈悲と智慧
URL
2011/03/11 12:54
こんにちは。

皆様、地震は大丈夫でしたでしょうか?

現在、東京地方も電車が不通になるなどパニック状態が続いております。

まさに、臨機応変な判断力が求められますね。

〜生きとし生けるものの悩む苦しみがなくなりますように〜

2011/03/11 16:39
皆様、地震は大丈夫でしたか?

明日何が起こってもよいように
心を清らかに研ぎ澄ませて参りましょうか!
今夜は、ヴィパッサナー冥想実践励みます。

慈悲と智慧さん
了解ですよ。以心伝心です!
生きとし生けるものが幸せでありますように
あん
2011/03/11 20:25
■臨機応変に判断する 幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜/BIGLOBEウェブリブログ
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