幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ●自分もわがままなら相手もわがまま

<<   作成日時 : 2011/04/03 09:44   >>

ナイス ブログ気持玉 15 / トラックバック 0 / コメント 2

ではお釈迦様の教えから言えば、どういう人付き合いをすれば
いいのでしょうか。
まず人をつき合うときに大切な心構えをいくつかお話しします。


まず第一に大切なことは、自分はわがままであると正直にきちんと
認めることです。
嘘をつかないこと。


人間は嘘をついてはいけないという戒律を誰一人守りません。
たとえば言葉で嘘を言わない人でも、生き方は嘘ばかりで、
嘘のかたまりなのです。


どうしょうもないのです。
だから真理がわからなくなってしまうのです。




たとえばいま私が話したばかりの
「人間はわがままな存在だ」ということも認めたくない、
聞きたくないとおもうでしょう。

あなた方は神の子だ。
尊い魂の持ち主だ、すばらしい仏性の持ち主だなどと聞くと
気持ちがいいのです。



そして素晴らしい教えだなどとくだらないことを言う。

結局は、自分はわがままだということを認めたくないのです。

嘘を信じたいのです。



「皆さんの心は本来美しく輝いていますよ」
など、言葉の遊びのつもりなら私にもいくらでも言えますよ。

人を嘘でほめようと思ったら、私もけっこう上手にできるとおもいます。
でもそういうことをしたらどうなるでしょうか。

ほめられて舞い上がってしまったら人間はひどい落とし穴落ちて、
不幸になるだけです。

とにかく私たちは真実などよりも、気分がよくなる嘘のほうが好きなのです。

「あなたはひどいわがままですよ」
とは本当のことを言われたら、気分が悪くなる。

でも私たちは正しい立場ですべてを処していくべきです。

それは別に難しいことをするのではなくて、

「しょせん生命というのは自己愛で、わがままで、自分の幸福、
自分の利益のことだけを考えている」

ということをはっきりと理解することなのです。



「わたしはわがままだ」


と認識できたならば、次に知るべきことは、


「わたしだけではなく、私の子どもも、友人も、ダンナさんも、奥さんも、
会社の同僚も、誰でも人間はわがままなのだ」ということを
理解するのです。



「人は自分のことしか考えないものだ」と理解すれば、それによって
けっこう人付き合いはうまくいくのです。


なぜならば、それを理解していればむやみに
腹が立たないですむようになるからです。



人は喧嘩すると、あなたはひどいわがままな人間だと相手を罵ります。
その言葉を言う人はぷりぷり怒っています。

言われた人はもっと怒ります。


そこで喧嘩がどんどんエスカレートしていくのです。
その、「あなたはひどいわがままな人間だ」ということは、

相手を非難して口に出すのではなく、正しい人間理解として心の
なかで納得しておいてください。


人間はわがままだということは当たり前のことなのです。

だから喧嘩をしているのです。
相手だけではなく、自分も結局相手と同じようにひどいわがままなのです。


自分の立場からみれば自分はわがままなのです。
それを理解してください。

それがきちんと理解できていれば喧嘩になりません。
画像


「おまえはわがままだ」と言っている人はどうかと言うと、
その人もやっぱりわがままなのです。
ですからまず、

「自分はわがままだ」ということを理解し、次に
「自分が付き合う相手も同様にわがままな人間だ」

ということを理解する。

人は皆、自分もいい加減わがままなのに、他人のわがままを見ると、
「こういうわがままな人とはつき合えない」と考えます。

「あなたの会社はあまりにも自社を優先している。少しはこちららの
会社のことも考えるべきだ。そんな会社とはもう取引はできません」

などと会社がわがままであることも許せないというのです。
それはどういう理論かといいますと、

「私はわがままですが、他人のわがままは絶対に許しません」ということです。

つまり、「わたしはわがままですが、世の中の他人の人間は
絶対にわがままになってはいけません。わたしのために」

と言っているのです。
人間はそういう考え方で生きているのです。

人は皆、自分の生き方の哲学をはっきり理解せずに生きています。


ほんとうの事実を見ないようにして、何となく生きているのです。
お釈迦様は、自分で気づいていない私たちの哲学を教えてくださいます。



でも私たちは本当のことは聞きたくありません。
ほんとうのことを言われたら腹を立てるのです。
「なんて失礼なことを言うのですか」というのです。

でもほんとうの姿に気づくことが、自分を直すための唯一の道なのです。

ほんとうの姿に気づけば、気づいた人は立派な人になっていくのです。
ですからほんとうの姿を見てください。



「あなたはすごくイヤな人間だ」ということなのです。


なぜならば、自分はひどくわがままのくせに、他人のわがままを見ると
腹を立てて罵るという人は、客観的に見るとどういう人でしょうか。

やはり他の人からみるとそういうひとは嫌な人間なのです。
だから当然のこととして人は皆、自分はさんざん嫌われている、
敵だらけだということになるのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分が嫌なおもいをするだけではなくて、自分もわがままな行為で他人に
嫌なおもいをさせているのです。
ですからその事実を客観的に見て、これは怖いことだと
気づいてください。

わがままな心は醜いことを知ってください。


そしてわがままな心が人から嫌われて、結局
損をするのだということにも気づいてください。


そのように自分がわがままであることを知り、そのために
人間関係がうまくいかないことに気が付くことが出発点になります。


そして「わがままは嫌われる、不幸のもとだ」ということを
覚えておくことです。



それを覚えておけば、何となく自然に自分の心からわがままが消えていきます。

そのようにできれば、人間関係はかなりうまくいくようになるとおもいます。

<P42〜P48>


「人に愛されるひと 敬遠されるひと」A・スマナサーラ長老




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。

全くその通りだと思いました。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2011/04/03 12:04
新さん

私のブログにて色々とお騒がせして申し訳ありません。

いつか池袋でお茶でも出来たら良いですね。
慈悲と智慧
URL
2011/04/03 20:34
●自分もわがままなら相手もわがまま 幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜/BIGLOBEウェブリブログ
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