幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ★生きることに本来自由はない

<<   作成日時 : 2012/04/17 20:54   >>

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「毎日の生活に自由がありません。
もっと自由になるにはどうすればいいんでしょう?」


仕事の人間関係、家族との関係、友達との関係、そうした
さまざまな関係がうまくいかなくて、そこから逃げ出したいという
衝動を抱えている人は少なくないでしょう。


不自由を感じるのは、人間関係のしがらみだけではありません。
このビジネス社会においては、スピードと効率が重視されます。


しかしスピーディに効率的に仕事をやったからといって、
その分、時間が余ってのんびりするわけではありません。
仕事はひっきりなしに次から次へとやってきます。


そもそも本当の自由なんて人にはないのです。


なぜならたとえれば蝋燭の炎のようなものです。

蝋燭の炎は、炎だけで成り立つでしょうか。
そんなことはありません。



炎が触れる空気中の酸素濃度や湿度が違えば、
炎の勢いも違ってきます。


あるいは蝋の解け具合で炎の大きさは変ります。

蝋がなくなれば、炎もなくなります。


もし炎が「空気も蝋も関係なく自由になりたい」と思っても、
炎が単独で炎として成り立つことはありえません。

炎が炎であり続けるためには、さまざまな因縁が支え続けなければ
いけないのです。その意味で炎に自由はないのです。




中国に生まれ育った人は、中国社会に適した思考をします。
アメリカ人は、アメリカの価値観にとらわれているのです。
アメリカ人の思想家に、「試しに中国人のようにものごとを
考えてみてください」と頼んでも無理です。


何にもとらわれない、何のバイアスも入らない、
何の価値観も入れない、客観的な思想なんぞ人間にはできないのです。

ですから、人には「考える自由」さえもほんとうはないのです。


ブッダはすべての束縛から離れて、解脱に達することで、
究極的な自由に達するのだと教えます。

解脱に達した人にしか、心の自由はありません。
しかし、肉体についてはどうでしょうか?


肉体には自由がないのです。
解脱に達した人も、社会の価値観に合わせて、
体の維持管理をしなくてはいけないのです。


解脱者も病気になったら医者のお世話にならなくてはいけないのです。



つまり100%完璧な自由は、生きている人間には持ち得ないのです。
自由がないと嘆いている人は、このように
「本来、人は不自由な存在だ」と理解するしかないのです。

諦めましょう。


【小さな「悟り」を積み重ねる】より抜粋しました。
A・スマナサーラ大長老


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