幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

アクセスカウンタ

zoom RSS ★五つのフィルターが智慧を妨げる

<<   作成日時 : 2012/06/22 21:46   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 13 / トラックバック 0 / コメント 0

「五蓋」の「蓋」というのは、「ふた」という意味です。
その言葉どおり、ふたというか、カバーというか、
正しい認識を妨げるものが五つあるというのです。


具体的には、
「欲」「怒り」「昏沈睡眠(落ち込み・眠気)」
「掉挙後悔(心の浮つき・後悔)」
「疑(疑い)」です。




五蓋のうちの「欲」と「怒り」はわかりやすいでしょう。

「昏沈睡眠」というのは、
簡単にいえばやる気がなくなって、心の機能が鈍くなって
眠くなってしまう状態です。
かならず善いことをしようとするときにあらわれます。
勉強や仕事を「頑張ろう!」というときにやる気がなくなったりする
暗いエネルギーのことです。


また、「掉挙後悔」は落ち着かないこと、
焦燥感、後悔して自分を責める暗い気持ちです。

「疑」は、因果法則をわかろうとせず、頑固に不信感をつのらせる心の状態。
心が鈍く、理解能力が鈍く、物事をはっきり認識して判断することが
できない状態をいいます。



フィルターを通して幻を見ているようなものです。
決してありのままの現実を見てはいないのです。


画像


たとえば、三原色というのがありますね。
三原色という場合、光の三原色と色の三原色というのがあります。

光の三原色というと赤、緑、青で、この3つの色のバランスで
さまざまな色ができます。


ぜんぶ同じ強さにすると白い光になります。


色の三原色というと印刷のインクなどの色ですが、
これは黄、赤、青で、やはりこの3つの色のバランスでいろいろな
色をつくります。

同じ濃さで混ぜると黒色になります。



ですから理屈からいえばこの色の三原色で光を通すシートを
つくって重ねて光をあてても、重なった部分は黒くなっていますから、
それに遮られて光は透過しません。


五蓋は五つですが、
ちょうど三原色のような感じで、認識にふたをします。
五つのフィルターが、いつでも認識を妨げるのです。


お釈迦様は、この「五蓋」という認識の妨げがあるから
無智が起こるとおっしゃっています。


逆に考えると、いくら「無明・無智」は根本(大本)だといっても、
キリスト教の原罪のようにどうにもならないものではない、
ということです。

無明・無智さえも因果法則によって、原因によって生まれます。

その原因はなんなのかというと、
「五蓋」という蓋(ふた)なのだということです。

われわれの心には、五蓋のフィルターがかかっています。
この五蓋のフィルターを破ればよいのです。



<P123〜P125>




【バカの理由】A・スマナサーラ大長老

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 13
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
面白い
ナイス
★五つのフィルターが智慧を妨げる 幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる