幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ★本当の宝物は智恵である

<<   作成日時 : 2012/09/19 15:29   >>

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流れに逆らわず、適切に身を守る
すべてのものが変化する、無常の世の中。
そこで生きるのは、たとえてみれば私たちはみな川に流されているということです。
では、その激流を、どう渡ればいいのでしょうか。
問われたブッダはこう答えています。


「私は、立ち止まることなしに、あがくことなしに、激流を
渡ったのです」

何もせずに立ち止まっていたら沈んでしまいますし、激流に逆らって
泳ごうと暴れれば溺れてしまいます。

波に合わせて流してもらうことで、うまく渡ればいいのです。
岩にぶつかりそうになったときは、ちゃんと手を打って身を守る。

流れの緩い場所になったら泳いでなるべく岸に近づく。
また流れが激しくなったら、泳ぐのを止めて流される。
そのように人生を調節し、操縦しながら進めていけばいいと語っています。

「立ち止まりもせず、あがきもせず」という微妙な調整です。
川の流れに応じてその場でテキパキと適確に判断しなければなりません。

そのためにも、先に述べたように、過去や未来に囚われず、
つまり頭の中に余計な妄想を描いていないで、
「いま、ここ」をしっかり生きることが大切なのです。



私にとってブッダの言葉はすべて大切ですが、
その中でも多くの人に知ってほしいと
思っているのは次の言葉です。

「本当の宝物は知恵である」

知恵をもっている人は、世界を偏見なしに、軽々と面白がってとらえます。
ところが、この知恵を妨げるのが

「感情の毒」なのです。

怒りや見栄、エゴ、嫉妬など感情のウイルスに汚染されると、
脳がうまく活動しません。
あれやこれやとややこしく考えてしまうのは、感情のために
脳の活動がストップしてしまっている証拠です。

知恵を持っている人は、性格も謙虚になり、
物事をシンプルに思考します。

たとえば仕事で自分の提案がうまく採用されなかったり、あるいは
仕事でミスをしてしまった場合。
どうしても自分の面子や感情が入ってしまうかもしれません。

しかし「まずいッ」という悔いや焦りが入り込むと、問題はかえって
こじれ、うまくいかなくなる可能性が大きくなるのです。



○妄想するな、感情で生きたら負ける

大切なのは、そういった自我やこだわりは捨てて、
問題そのものだけをシンプルに取り出し、考えることです。

それができれば、自分の提案に対して指摘された欠陥部分を
すばやく修正できますし、迅速な対策も立てられます。

ミスを素直に認められる謙虚な姿勢を持つ人ほど、
さらなる知恵を獲得することにもなるでしょう。

余計なことを考えずに「ああ、そうですね。やり直しましょう」と
実行するのが一番早いのです。

他人と議論したり、口論、喧嘩を仲裁する場合も同様です。

互いの気持ちの部分、自己主張の部分には囚われず、
問題のポイントだけをシンプルにまな板に載せれば、
おのずと互いの心が整理され、解決の道筋が見えてきます。


私たち出家した人間がとりわけ大切にするのは、
ブッダの次の言葉です。

「真理に従って生きる人は真理が守ってくれる」

これは、淡々と真理に従って生きる人は真理によって守られる。

妄想ではなく真理に従え、という戒めです。
感情で生きたら負けますよということ。

ブッダは人間の苦しみは普遍的なものであり、それは無常という
真理を認めようとしない心の問題にあることを発見しました。

そして、その心が真理を認める勇気をもつように修行することが
知恵を開発することにつながり、苦しみから脱出することができる、
と発見したのです。

ブッダはこの方法でみずからがその苦しみから脱出してから、
つまり解脱してから人々に伝えました。

ブッダが説かれたものは「宗教」や「信仰」ではありません。
ブッダはけっして「神を信じろ」とか「私を信じろ」とは言いません。
奇蹟とか神秘体験やマインドコントロール、風水などといったことも、
いっさい関係がありません。

何かにすがり依存しろとも言っていません。
ただただ、この世の真理に従えばいいというのです。

仏教は心の科学です。

ブッダが説いているのは、ブッダが発見した世の中の「真理」です。


ブッダが辿りついた「悟り」の境地に近づくために、
私たちは瞑想を行っています。

たとえばその一つはヴィパッサナー冥想法で、

その瞬間に起っていることをありのまま見つめることによって、

洞察力を養うもの(深呼吸後、下腹部が受動的に動くのにあわせ、

その感覚を「膨らみ」「縮み」と心の中で淡々と実況中継する等)です。

○変化に合わせて「自分」を変えていく

私たちが生きることの本質は「苦」であることを認め、
安定はない、すべては変わるのだ、と知った人には大きな勇気が生まれます。

「すべては変わる」ということは、
「すべては変えられる」ということです。

変化に合わせて、自分も変わればいいのです。
どんどん挑戦すればいいのです。

変わることを恐れているうちは、不安から解放されず、自由と安らぎも
得られません。

経済が悪い、国が悪いと嘆くのではなく、みずからを変える勇気を
もってください。

諸行は無常です。
自分が生きる世界は、自分で築くことができるのです。



アルボムッレ・スマナサーラ大長老

PRESIDENT 2011.12.5 34
【勇気と活力が湧く「心の科学」】より抜粋致しました

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