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zoom RSS ★心の洗濯 (パーリ経典中部7布教より)

<<   作成日時 : 2012/09/12 11:49   >>

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「汚れた布が美しい色に染まらないように、心に汚れがあるとき
心を成長させることはできない」

布を美しい布に染めたければ、
元の布は汚れのない綺麗な布でなければなりません。

同様に、心を成長させたければ、

心から汚れを取り除かなければならないのです。

【心の汚れのリスト】

@異常欲(abhijjha)
A異常な怒り(byapada)
B強い怒り(kodha)
C怨恨(upanaha)
D偽善・悪の覆蔵(makkha)
E他人の徳を軽視(palasa)
F嫉妬(issa)
G物惜しみ(macchariya)
H詐欺・誤魔化し(maya)
I諂い・滑稽(satheyya)
J頑固(thambho)
K張り合い(sarambho)
L慢(mana)
M傲慢(atimana)
N怠る(mada)
O放逸(pamada)

清らかな心をつくる方法というのは案外簡単です。
まず「心が汚れないように気をつけます」という意欲を持つことです。

私たちはさまざまな悪感情を持ったままで、日常の生活を行っています。
それで悪感情が徐々に強くなっていくのです。

心に怒りが起こるということは、怒りの世界にアクセスしたことにしましょう。
物惜しみが生まれたら、物惜しみの世界にアクセスしたということです。

ここでいいたいのは、
怒りにアクセスしたままで日常の生活を行ってはいけない、ということです。
怒りにアクセスしたら、直ちに怒りの世界から出て、
日常の生活に戻った方がよいのです。

これが心を清らかにする方法になるのです。
それから「十六の心の汚れのリスト」を憶えておき、

その都度その都度、心に現れる汚れを発見することです。

「今はこの汚れ、今はこの汚れ、これはやめます、これもやめます」などと。
嫉妬が現れたらすぐに「これは嫉妬」と発見します。

発見したとたん、嫉妬が消えるのです。
物惜しみが出てきたら「いま、もの惜しみ」と確認すると、
その瞬間、物惜しみは消えます。


諂い(へつらい)が生まれたら、「諂いで人生にアクセスすべきではない」
と思った瞬間、諂いは消えます。
しかし一時的なことで、諂いはまた出てくるでしょう。


でも出てくるたびに確認して消していますから、心は清らかな状態でずっといることになるのです。
時間をかけて実践することはこういうことです。

一回やって終わりということではありません。
経験を積み重ねることが大切です。



一週間、一ヶ月、一年、十年、一生と、ずっと努力することが大切なのです。
そうすると、心は清らかに慣れていきます。

慣れるまで努力するのです。

慣れたら、もう嫉妬は出てきませんし、
怒りや害心、物惜しみ、誤魔化しも出てこなくなります。


傲慢も張り合う気持ちもなく、怠ることも放逸もなくなります。
心はしっかり落ち着いて、明るくなっています。

この十六の心の汚れのリストがあれば大変便利なのです。


画像




★仏法僧への確信

この方法を長い間実践して、心が清らかに慣れてくると、
仏法僧にたいして『確信』(saddha)が生じます。

なぜなら、この方法を教えたのはお釈迦様ですから。
心を清らかにする道は、仏教以外、世の中のどこにもありません。



信仰はまったく使わずに、心理学的に明晰な理性に基づいて
説くことは、どんな心理学者にも不可能です。
お釈迦様しか教えることはできないのです。


そこで実践していくと「お釈迦様の教えは適確で素晴らしい」と、
経験として理解することができます。

その人はそれからどうするでしょうか?

「お釈迦様が教えられた教えをしっかり実践したほうがいい。
この教えは間違いがない。

見事に正しい」という信頼や確信が生まれるのです。

それから仲間について、
「仏道を実践する人こそ、私が尊敬すべき仲間ではないか」

「模範にすべき、モデルにすべき仲間である」と仏法僧に対する確信が生まれるのです。

仏教では、このように自分で実験し、証拠を出した結果生まれる確信に
「信」(saddha)と言っています。

いったん仏法僧にたいする確信を得たのなら、
なんの葛藤もなく真理を実践し、理解することができるようになります。
清らかな社会(ariya)の仲間に入っています。


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注)諂い(おべっか、ご機嫌取り相手の気に入るようにふるまうこと。媚(こ)びること)

<P19〜P22>
パティパダー2012 9月号より抜粋いたしました。

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