幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ★科学は心を扱えない

<<   作成日時 : 2012/09/17 21:48   >>

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仏教は時間の経過とともに宗教化が進んだのですが、
現在でもテーラワーダ仏教はいわゆる宗教とはずいぶん違います。
宗教というより、むしろ科学というほうがしっくりきます。
それは宗教のように「信じるためのもの」ではなく
「実践するための方法」だからです。

・・・・   ・・・・

心は現代科学では扱えません。
現代科学で説明できるのは、物質的な動きだけです。


ガソリンで車が動くことは説明できても、

「右手を上げるぞ」という意志で
右手を上げられることを、科学は説明できないのです。


この我々が「生きている」という明らかな現実を前にして、
科学はまるでお手上げです。


病気になれば、お医者さんはいろいろな処方箋を出してくれますが、
それも患者が生きていればこそです。

生きていればこの薬は効きます、
生きていればこの手術が効果的です、

ということであって、

死んでしまったらどうしようもありません。
つまり「生きる」ということそのものを、医学は扱えないのです。

★心が身体を支配する

気持ちがすごく暗くなったり、悲観的になったりすると、
身体の健康はみるみる損なわれてしまいます。

よくあることですが、これは現代科学的には非合理論です。


身体が健康なら、考え方が悲観的になっただけで
身体が破壊されることなど、ないはずなのです。


この「暗くなったら病気になる」

というありふれた事実だけを見ても、
我々の考え方、感情、つまりさまざまな「心の働き」が

身体を支配し、管理していることがわかります。


それならば「支配者たる心のことをよく勉強して、研究して、
それによって

人間の問題を解決しよう」と考えるのが仏教です。


人間には「おししいご飯を食べたい」という気持ちがありますが、
ただおいしいご飯をお腹いっぱい食べるだけでは幸せになれません。

お腹がいっぱいになったら、立派な家に住みたい、健康でいたい、長生きしたい、
などなど、希望、願望を際限なく持ちますが、

それが実現できたところで、
確かな充実感を得て幸福になったとはいえないのです。



このような心の働きを明確に知って、
幸福を得る方法を具体的に教えているのが、

お釈迦様の教えなのです。


ですから本来の仏教では、

「信じる」とか「信仰」とかいった言葉は使いません。


「信じなさい」というのではなくて、

「実証してみなさい」「自分で試してみなさい」

と言うのです。


これは科学的な態度だといえるのではないでしょうか。

私の話も「坊主が言うのだからそのまま信じよう」とか
「反発すれば罪が当たるのでは」
とか、そのようなことはまったくありません。


私が言うことにも間違いはいっぱいあるし、その場合はそれなりに理解するなり、
反対の意見を言うなり、どちらでもかまいません。



誰の意見であっても鵜呑みにするのではなく、
体験して、試してみるべきなのです。


(P246〜P249)より抜粋いたしました


【仏教は心の科学】A・スマナサーラ大長老

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