幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

アクセスカウンタ

zoom RSS ★けっして失われないもの

<<   作成日時 : 2012/10/06 21:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 16 / トラックバック 0 / コメント 0

白檀、ジャスミンの花の香りは、
風にさからっては広がらない。
しかし、善き人の徳の香りは
逆風にあってもひろがっていく。(54)


世の中にあって、「いつでもどこでも通用する価値」というものは存在しません。
どのような価値も、限定されたことしか通用しません。


いくらお金があっても病にかかるし、事故に遭うこともあるでしょう。
いくら王様が偉大だといっても、自分の国以外では力を発揮できません。
武器がたくさんあっても、戦いのときにしか使えません。
スタイルがよくても、力仕事には役立ちません。
空腹のときにご飯はありがたいですが、満腹のときや、お腹を壊しているときには、
ありがたいとは思いません。


価値があるものを所有していても、

それらはいつか自分から離れていきます。


財産もいつかは離れるし、知識があっても歳をとると忘れていきます。



わたしたちは、お金や知識や技術、肩書きなど、
さまざまなものを手に入れて、日々を生きています。



しかし、それらを手に入れたとしても、「自分のもの」にはなりません。
すべて「自分の外」にあるものです。


また、欲しいものを手に入れるには、苦労がともないます。
手に入れれば、幸福を味わいます。

しかし、手に入れたことによって、自由が失われます。

なぜなら、手に入れたものに執着してしまうからです。



なにごとであれ、あるものを得るには、得るための苦労があります。
そして、それを維持するための苦労があります。

さらに、執着すればするほど、失うことに対する不安が増します。
そして、失えば悲しみがあります。


お金があればあるほど、不安はつのります。
美しい妻がいれば心配にもなるでしょう。
会社での地位が上がれば、それ相応の苦労をするのです。


わたしたちは、なにかを得ることによって満たされようとしています。
しかし、得ることによって満たさされようとする心はとても弱いものです。

画像



財産、権力など、さまざまなものを手に入れて幸せを感ずる人は、
それに「依存している」ことを意味します。
依存しているから、それを失えば苦しみを感じるのです。


依存によって幸せを得ようとする人は、
つぎに依存するものを探します。

そして、それにまた依存しては、失って苦しみます。
そしてまた、つぎなるものを探そうとします。



人生はその繰り返しです。
結局「自分のものだ」と思っていても、
それらはいつかは必ず失うことになるのです。


けれども、けっして失われないものがあります。
それは「自分といつもいっしょにいるもの」
「自分から離れずに一体のもの」


「自分の人格・人徳」です。

それは風が吹いても、すべての方向に薫る花のようなものです。
けっして失うことのない人格の完成。



それこそが仏教の目的であり、だれもが心の奥底で求めているものなのです。
お金を儲けることや有名になることが人生の目的ではないのです。

どんな状況にあっても、つねに自分の人格がよい方向へ向かっているか
どうかを確かめて生きることが大切なのです。(P183)



【心に怒りの火をつけない】A・スマナサーラ大長老著書より

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 16
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
面白い
ナイス
★けっして失われないもの 幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる