■依存が引き起こす精神の病とエゴ

■依存に徹し、あらゆるものに執着する
繰り返し言いますが、生きるということは、
眼耳鼻舌身意に、色・声・香・味・触・法という情報が触れることです。


生きるためには六処が情報に依存して、引っかかっていないと、
生きることが成り立ちません。


それが「依存」ということです。
そこに自由はありません。



我々は依存に徹します。
生きることに徹して、あらゆるものに執着します。



執着するあまり、奪い合い、戦い、争いが起こります。

欲、怒り、憎しみ、嫉妬などをして、依存に徹します。

これが我々にとって「幸福に生きる」「元気に生きる」ということになっています。

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■刺激のなせるわざ


心を刺激するために、見るもの、聞くもの、食べるものに、
徹底的にしがみついています。

肉体にもしがみついています。

これがなくなったら刺激もなくなって大変です。



そこで、この情報を得るために、世間の人たちは喧嘩をしたり、
殺し合いをしたりします。



みなわかっていません。
「国を守るために人を殺している」などといいますが、


まったく、冗談ではありません。
ただ単に、みんながみんな、情報を獲得せんがために、
人殺しまでしているのです。


国土が広ければ「大国の国民だ」と自慢できるでしょう?

それで心が刺激を受けます。

アメリカ人は「アメリカ」という一語だけでも興奮します。


ですから殺し合い、戦争、嫉妬、憎しみ・・・・

いろいろなものが生まれます。
みんな、刺激のなせるわざなのです。


■嫉妬や恨みも刺激

嫉妬することは、極めて刺激的です。

いったん刺激し始めたら、なかなかやめることができません。
いくらでも嫉妬します。


恨みも同じです。いったん恨み始めたら、とことんまで恨み、
いつまでも恨みがやむことがありません。

たとえ不幸のどん底にあっても、刺激ですから、なかなかやめられないのです。

恨みの感情がどんどんエスカレートすると、人を殺したりもします。

それでは反省のひとかけらもありません。

けれどもそれは、どうしようもありません。

その人は刺激に操られ、自由がないのですから。


それで、最終的にはどうなるのでしょうか。
生きることは依存するということですが、


結局、依存が精神の病気になってしまうのです。





<P186~P188>


「自立への道」A・スマナサーラ長老著書より

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