○人づき合いと人間関係

たくさんの人々と付き合って生活したいと思うことは、正しくないのです。
人づきあいが苦手、ということも良くないのです。
誰とでも簡単につきあうようにすることも、良くないのです。
悪人は簡単に寄ってくるからです。



そうなると、自分も悪に染まってしまいます。
「悪人と付き合うよりは、独りで生活したほうが良い」のです。


「人づき合い」と「人間関係」は、同じものではありません。

人間に限らず、我々の命は無数の生命と関係があって成り立っているのです。


ですから人間関係ではなく、生命との関係を大事にしなくてはいけないのです。
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それが、ブッダが語る慈しみの生き方なのです。


私たちは慈しみとは何かとも知らず、人間関係を築こうとしているのです。



それは自分の利益を目指す自我中心的な行為なのです。




ですから、誰とでも人間関係においては相当、悩むのです。
ポイントを明確にしましょう。



慈しみを実践することで、すべての生命との関係を築きます。

人間として自分の生き方を向上する目的で、人づきあいも実行します。

無批判的に誰とでもつきあうと、大変なことになります。


つきあう場合は、人を選ばなければいけないのです。



善人を選ぶのです。



善人が見つからない場合は、堂々と独りで生活することです。





パティパダー 巻頭法話「苦しみをつかさどる執着」
B.E.2555/A.D.2011 10号より