幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

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zoom RSS ◆いったい幸福とはなんでしょうか?(3)

<<   作成日時 : 2011/11/01 19:45   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 5

☆苦しみを無くすことが幸福です。
ブッダが説かれる「存在苦(生きることは苦である)以外にも、
色々苦しみがあります。

お腹が空いたり、猛暑なのに節電のために冷房をつけなかったり、
身体がだるくなったりすることなども苦です。

幸福ではありません。

その都度その都度、
その軽い苦しみを無くすこと、乗り越えることも幸福です。

猛暑の時、海に飛び込んで遊ぶことも、
苦しみを無くすことなのです。

完全に苦を無くすことが究極な幸福ですが、
その時その時の苦しみを無くすことも幸福なのです。


☆母への奉仕・父への奉仕は幸福です。

人は、子どものためなら死んでも構わないと言えるほどの
激しい子育てをします。


いつでも子供のことで頭がいっぱいなのです。
子孫を産んで育てて一人前にすることは、いたって普通な行為です。
褒め称えるほどのことではないのです。


子孫を命がけででも守って育てなさい、というのは遺伝子に
刷り込まれているプログラムに過ぎない。

わが子を愛することは、遺伝子のプログラムであり、人の本能なのです。


親を尊敬する、親のことを心配する、親を助けてあげなくては
いけないという気持ちは、遺伝子のプログラムにはないものです。


生命の本能を打ち破って、より高度な生き方をすると、
人はたいへんな満足感・充実感を得るのです。

これは並みの幸福ではないのです。


誰にだって、親がいます。
その親に奉仕すると、自分自身が「生きていてよかった」と
高度な充実感を得られるのです。


イメージしてみてください。
子供を高級レストランに連れて行ってご馳走する。
その時も、子供を躾しなくてはいけないし、心配しなくてはいけないのです。

お腹いっぱい美味しいご飯を食べても、子供は決して
「お母さん、お父さん、ありがとうございます」と言わないでしょう。
そんなプログラムは遺伝子にないのです。

画像



では自分が、今まで苦労して生きてきた両親に高級レストランで
ご馳走したとしましょう。


両親は必ず、「お前はほんまにいい子やねえ」と言うはずです。

自分の心に親がこの上ない幸福感と充実感を与えてくれるのです。

人は遺伝子に刷り込まれていない、本能的に生まれてこない、

親に奉仕することを実行すれば、それこそが幸福なのです。
これは皆にできることです。






P19〜P20>パティパダー 巻頭法話「いったい幸福とはなんでしょうか?」
B.E.2555/A.D.2011 11号より

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
以前このコメント欄でお世話になった皆様お久しぶりです。

初めてお会いする方には初めましてになりますね。

今年は正山寺のカティナ衣法要に参加出来る貴重な機会に恵まれました。

皆様に功徳を廻向をするととも久しぶりのご挨拶とさせて頂きます。

生きとし生けるものが幸せでありますように

生きとし生けるものの悩み苦しみが無くなりますように。


慈悲と知慧
2011/11/02 11:04
 私は行けなかったのですが、正山寺は如何でしたか?スダンマ長老もいらっしゃるようになるとよいのですが…。http://sudhammathero.blogspot.com/

 ところで、慈悲と智慧さんは、「TPPは慈しみの精神ではなく『どうやったら我が国が得をするか?』という心で各国が集まって交渉を行うものであり外交が下手な日本が参加しても良い結果は期待出来ないのでは?というのが私の主観。」ということをtwitterで述べられ、これは立派な意見であると思いました。

 私の意見も書いてみたいと思っているのですが、今、時間がとれなくて四苦八苦しています。

 私は基本的に、国の制度、世界の制度としてはすべかからく自由であるべきで、権力者は権力を行使するべきではないという立場です。そうした自由な法制度のシステムの中で、道徳的にブッダの教えを広めていくという考えです。

 なので、この前、スマナサーラ長老の説法を引用しながら、慈しみが前提にないと原発は駄目であるが、慈しみが前提にあるならば、絶対にダメというわけではないという趣旨のことを書きましたし、
 自動車についても同じ、自動車も沢山の人が死んでいるのだからという趣旨のことを書きましたが、
 国が自動車産業について規制するのがよいというふうにも思っていません。

 やはりブッダの教えを広めて、企業におられる個々人が自分を律して、道徳的に、慈しみを持って危ない自動車生産は止めたり、かなりコストはかかろうとも、安全対策をする。

 そういうことを考えています。
サイン
2011/11/02 13:05
 危ない自動車生産というのはとんでもないスピードのスポーツカーなどを想定しています。産業弾圧と勘違いされると困りますので、複数投稿をお許し願えればと思います。
 また、私は現実主義でもありますので、ブッダの教えが100%世界に実現するとも思っておりません。微々たる影響しかないとは思いますが、それでも、国が規制して市民の自由が横暴に侵害されるよりは規制しないでいてくれた方がよいという考えです。

 一旦権力行使がはじまると拡大することはあっても、縮小することは困難になっていくと思います。それは自衛隊の活動などに典型的に見られます。
 権力が市民に振るわれるようになると悲劇が起こります。
 智慧のある人は事前に対策をしておくものだと思います。
サイン
2011/11/02 13:13
 TPPについては、まず前提にアメリカとの関係というものを考えておく必要があると思います。

 私は中国は同盟国としては信頼しません。中国は、対等貿易がなく、基本的に朝貢しかなかったとも言えます。

 貢いだらそれ以上のものを返してくれる。しかし、中国からしたら、朝貢をしたら、それは『属国』なのです。

 我々からみたら、今はチベットは中国の一部の自治区ですけど、本来は、別の国です。

 しかし、中国からしてみたら、「そもそも我々の国である、朝貢していたのだから」ということになると思います。

 なので、沖縄はもちろん、日本でも、例えば、足利義満が、天皇より力を持とうとしたのでしょうか、朝貢をしてしまっていますから、隙あらば、中国は日本に対しても、遠い将来(日本が弱体化した場合など)には、主権を主張する可能性があると思います。

 チベット問題を多くの日本人は対岸の火事と無意識にみなしていると思いますが、そうとは言えないと思います。

 渡部昇一先生は、イギリスは同盟を破ったことが一度もないと述べていましたが、そのイギリスの流れを汲むアメリカの方がまだ信頼できるというのが私の考えです。契約尊重の国ですから。

 軍事同盟は大戦争を起こす可能性があるので、私はそもそも同盟がない方がよいと思っていますが、そうは言っても、現実には同盟を結びます。ならば、英米の方がよいという考えです。

 徳川家康は、猜疑心渦巻く戦国時代に、織田信長と同盟を結びその同盟は決して破られることがなく、奇跡の同盟として続きました。その同盟は、長男信康の切腹を実行に移さざるを得なかったほどの従属的同盟でした。 
 家康はこの従属的同盟に耐え、結果、「律儀者」と呼ばれ、諸大名から信頼を勝ち得たのだと思います(「狸おやじ」は後世の創作。ただし、大阪の陣頃、異説あり)。
サイン
2011/11/03 09:57
子どもに執着・干渉ではなく、親に奉仕、慈愛。
道理がよくわかりました。ありがとうございます
358
2011/11/05 22:10
◆いったい幸福とはなんでしょうか?(3) 幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜/BIGLOBEウェブリブログ
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