テーマ:ヴィパッサナー冥想

【評価の相対性】

経典では、感覚を苦・楽・不苦不楽という 3つに分けています。 修行者は、感覚をその3つに分けて観察しても構わないのです。 そこで面白いことを発見します。 「ある時は苦(痛み)と確認したのに、 ある時は同じ強度の感覚に不苦不楽とラベルを貼っているのではないか?」 と発見するのです。 同じように…
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★『自由を目指して精進する』

生きることを観察しようと始めても、 簡単に進むわけではないのです。 人間のこころに元々、自己観察する能力は無いのです。 無始なる過去から、五欲に依存することで、 思考・妄想・感情に依存することで生きてきたのです。 依存する癖が強すぎなのです。 そこで、覚悟して精進する必要があります…
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★「思考・妄想」という最大のエネルギー

身体の中に起こる最大のエネルギーを紹介します。 眼耳鼻舌身意の「意」は、考える・思考する・妄想する・夢想する、 などの働きをしています。 この「意」によって、相当な苦のエネルギーが起こるのです。 意に比べれば、見る、聴く、味わう、などのエネルギーは、 それほど大きくはないのです。 我々が何かを客観的に考える・思考…
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★正念・・・八正道⑦目覚めて生きる

正念という言葉を聞くと、「念仏」などの言葉が思い浮かぶにちがいありません。 「念」という字はパーリ語のsati(サティ)を漢訳して当てたものです。 そのせいでみな、漢字の「念」によって理解しようとしたのですが、 本来のサティの意味には気づかなくなってしまいました。 念とは、「気づくこと」です。それでも意味がわからないかも…
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★肉体は毎日毎日、瞬間瞬間変化しています。

肉体は壊れるものなのです。 ここで「壊れる」という言葉に注意しなければなりません。 「壊れる」ということは二つの意味があります。 一つは「悪い状態に壊れる」ということ、 もう一つは「良い状態に壊れる」ということです。 たとえば、筋肉が痛いとしましょう。 これは「悪い状態に壊れる」ということです。 それで…
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★「わたし」も同じように移ろいゆくもの

世の中(生命)をあわ粒のように、 かげろうのように観る人は、 死も同じように観る。(170) 花が散る、家が壊れる、木が燃えて灰になる。 人が死んだ・・・人はそれを見て、無常であると言います。 しかし、それだけでは、無常をわかったことにはなりません。 花が散ったとわかるのは、花が咲いていた記憶があって、 そ…
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★無我を認識する瞬間

人間の理解とは、頭で理解することです。 もう一つ、理解の仕方があります。それは経験することです。 ・・・・ 物事を理解する時は経験することに勝る理解方法はないのです。 経験したことに「忘れました。間違いました。元に戻りました」 などは成り立ちません。 人間はたくさんのことを勉強しますが、年を経るとほとんど忘れます…
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★心の洗濯 (パーリ経典中部7布教より)

「汚れた布が美しい色に染まらないように、心に汚れがあるとき 心を成長させることはできない」 布を美しい布に染めたければ、 元の布は汚れのない綺麗な布でなければなりません。 同様に、心を成長させたければ、 心から汚れを取り除かなければならないのです。 【心の汚れのリスト】 ①異常欲(abhijjha) …
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★ヴィパッサナー冥想で無智を破壊

観察能力の訓練が必要だと述べました。 「諸々の現象を客観的に観察する気づきの実践」のことを、 お釈迦様は「ヴィパッサナー(観察)冥想」とおっしゃっています。 これも心の能力を育てる訓練なので「瞑想」というのです。 無智をなくすにはこの方法しかありません。 世の中には瞑想はいろいろありますが、 それらにはさ…
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★観察能力で無智を狙い撃ち

このように無智を治すには、理性が必要です。 理性とは如理作意ともいいます。 善行為と理性をセットする方法については前に説明しました。 理性を育てる方法は別な言葉に言い換えれば、 「よく物事を観察して行いなさい」ということになります。 ですからいままで説明した無智を破る方法をすべてまとめて、 ひと言にす…
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★善い行いと理性をセットにする

瞑想をしてもしなくても、人は善行為を行うべきなのです。 それに異論はたてられません。 無智を破りたいと思っているならば日常の善行為に プラスアルファになるなにかを加えなくてはいけません。 それが「理性」です。 善行為は闇雲に行うこともできます。 他人にいわれるからと、嫌々ながらでも行うことができます。 …
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★無防備な認識の玄関口

さらに遡っていきましょう。 なぜわれわれは、身口意の誤った行為をするのでしょうか? それは「六根」を制御していないからなのです。 六根というのは、眼耳鼻舌身意であり、 外部の情報の入口だということは すでに解説しましたね。 認識のいちばんはじまりの部分。 情報が触れる部分です。 そこが開けっぱなしなのです。 …
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★身体・言葉・心の間違い

では、どうして私たちに五蓋があるのでしょう? 五蓋は「欲」「怒り」「昏沈睡眠」(落ち込み・眠気) 「「掉挙後悔(心の浮つき・後悔)」「疑(疑い)」の五つだといいました。 この中でわかりやすいのは欲と怒りだと思います。 なぜ欲と怒りが生まれるのでしょうか? 答えは「身口意の行為の誤り」があるからです。 …
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★感情を出さない

「いちばん上にある顔ではなく、いちばん下にある顔を 被るのが正しいのです。」 家の中で子どもが騒いでいるとき、自分が出す顔には、 いくつかの選択肢があります。 「うるさい、いい加減にしなさい」と怒鳴る顔、 「遊んでいないで勉強しなさい」と説教をする顔、 「ほかの家族に迷惑にならないように遊びなさい」と分別を説…
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★過去のことばかり考えるのは成長をやめること

いつまでも現実を見ずに、過去のことで舞い上がったり威張ったりする人は、 人生の成長にピリオドを打っているのです。 「かってはよかった」という気持ちだけでなく、 「あれもダメでした」 「これもダメでした」と、 過去のことで悩んだりする人もいます。 その人も、これからの人生を諦めたことになるのです。 「ダメでした」「失敗し…
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★いまの1分で何をすればいいのかを意識してみよう

頭の中にある妄想から抜け出すためには、 「いま自分は何をしているのか」を意識することです。 特別むずかしいことではありません。 時計を見ながら、「いまの1分で、私は何をすればいいのか」 ということを意識するのです。 私たちは常に何か問題を抱えています。 問題のない人生はありません。 1分ごとに問題は起こります。…
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★妄想は時間を浪費する

人はいろいろな妄想をします。 そして妄想をしながら、同時に別の仕事もしていると思い込んでいます。 しかし、実際には妄想をするだけで、時間がかかっているのです。 口に出さなくても、頭に浮かべてしまうだけで、時間はなくなっていくのです。 いろいろなことを考えながら本を読んでみてください。 一時間で読める本が、考…
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★冥想でわかる因縁の法則

冥想をしても超能力が使えるようにはなりません。 その代わり、冥想をすると、 因縁の法則がわかるようになります。 すべての事象は一時的なもので、 執着している対象は実体を持たないという ことがわかるのです。 そして、一時的な現象の連続に固執することは、無意味だとわかるのです。 瞬間、瞬間で切れていく人生と…
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★瞬間の自分には裏表がない

<瞬間の心は一つ> 今までずっと裏と表の話をしてきましたが、実は瞬間の自分には、 裏も表もありません。 本音を育てて建前を追い出す必要は、もともとなかったのです。 これはどういうことかというと、 心というのは瞬間瞬間で機能するのです。 仏教では、心を、絶えず生滅し続ける一本の波として理解しています。 理解しやす…
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★無明を攻撃するヴィパッサナー冥想

今の瞬間の自分を確認して、それを続けると、 無明が消えて、他の煩悩も消えて、代わりに智慧が現れます。 その結果、自分が全体的に見えてきます。 ありのままに、世界を見ることができるようになるのです。 ヴィパッサナー冥想では、 怒りや欲にではなく、無明に対して攻撃します。 無智という土台を攻撃…
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★瞬間瞬間の自分を観察する

本音を磨く訓練としては、今の瞬間の自己を観察するのが効果的です。 自己観察をするにあたって、自分の生涯を振り返ってみても、 期間が長すぎて自分を理解することはできません。 自分の行動や思考のすべてを正確にたどり、 自己を理解するには、 生涯どころか今日一日すら長すぎるのです。 観察する時間の間隔が短ければ…
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★敵の親分は自分がつくる「妄想」

自分が自分を敵に回しているのです。 自分の中にある敵軍のなかで、 最も怖い最高司令官はなんでしょうか? それは、頭にある「妄想」です。 朝から晩まで、寝るときまで、 ごちゃごちゃ、ごちゃごちゃ、いろんな妄想をしています。 妄想にはひとかけらもいいことはないのです。 たまには冗談にでも、よいことを妄想す…
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◆冥想に「期待」は禁物

冥想とは、自分のいまの状況を破って前に進むことです。 決して、冥想に浸ることではありません。 冥想では、妄想の放し飼いは禁止です。 実況中継という鎖で、つねに自分を縛り付けてください。 「修行とは野生動物をロープで繋ぐこと」と経典にもあります。 逃げようとするこころを実況中継で止めようとするのですから、 初心者に…
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六つの感覚を悟る<その3>

★眼は無常、常に変化する。だから、何でも感じられる。   色は無常、常に変化する。だから、眼で感じることができる。 ★視覚は無常、常に変化する。だから、次から次へと知ることが出来る。 ★「知」は瞬間的なものです。しかも、   主観です。普遍的な真理でもありません。 ★その知識に、それから現れる感情に …
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六つの感覚を悟る<その2>

私に見えるんだから本物だ。は間違い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ では、一切知者になりましょう ★同じ法則を耳・声・鼻・香、舌・味、     身体・触にも適用して観察してください。 ★意・法も同じ法則です。(法とはこころの対象のことです。)   こころに情報概念がふれて考えちゃうんです。   過去…
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六つの感覚を悟る<その1>

★「知る」という機能の法則を理解できたら一切知者です。 ★知る場合は眼耳鼻舌身という6つの感覚器官で知るのです。 ★一つも感覚器官がなければ、生命ではありません。ただの物質です。 ★感覚器官を通して知る過程を、その法則を発見することが、知る世界の全てなのです。 人の質問やらなんであろうと、てきぱきと答えることが …
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★悪循環を断ち切る

病気になること自体が不幸なのではありません。 歳をとること自体が不幸なのではありません。 問題は我々のこころの状態なのです。 何かがあると落ち込んでしまうこころの問題なのです。 落ち込んだ気持ち、悩んでいるこころ、暗い気持ちで 踏んばると、さらに失敗するのです。 生きていれば当然、歳もとるし病気にもなるのです…
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▲念処経講義

◎私を知ることに智慧と言う この身・受・心・法の4つを観ると 私たちに何が分かるのでしょうか。 この身体、身体の感覚、そして心、という3つは、 私と名づけられる全てです。 その3つを観察することは、私を発見することになるのです。 主観的・偏見的な観察と違って、客観的な観察なので、 私とは何かと、ありのままの事実とし…
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○自分で頑張れば結果は確実

お釈迦様は「自分で頑張りなさい」という立場を説くのです。 それには理由があります。 すべての生命は自分のことしか気にしないのです。 すべての生命は自分の幸福のために必死なのです。 他人のことを構ってあげる余裕はないのです。 生命の法則から見れば、他人に助けてもらう、 ということは成り立ちません。 …
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★そのつど、そのつど、気づく

賢者は、順次に少しずつ、 そのつど、みずからが汚れを除く、 鍛冶屋職人が銀の汚れを除くように。(239) 人間には、立派になりたい、清らかな心になりたいという 気持ちがあります。 どんな宗教家でも、理想的な人格者の完成をめざします。 でも、たいていはうまくいきません。 ある者は、心を清らかにしようとして、極端な…
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