幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜

アクセスカウンタ

zoom RSS ★「知り得る能力」を失わないで

<<   作成日時 : 2010/12/02 18:29   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 14 / トラックバック 0 / コメント 4

因果法則はどこにでもあるものです。
この世にあるすべてのものは因縁によって現れているのです。

それなのに、私たちが因果法則を理解できないというのは不思議です。

私たちはありのままに物事を観察しません。
誰かの立場から、化学の立場から、心理学の立場から、
神様に言われた言葉の立場から、などなどの何かの立場に基づいて
考えています。

このように、私たちには真理を発見できないハンディがあります。

そのハンディは「固定概念」という言葉で表すことができます。
この固定概念が積み重なっていくと、
知る能力が失われて無知なまま人生が終了するのです。


大人と子どもの違うところは、その「固定概念」の有無にあります。
固定概念でしか見ることのできない大人は、
完全に無知で、頑固で頭が悪いのです。

子どもはまだたくさん「知らない」だけのことで、
固定概念は少ないので、頭の柔軟性と「知り得る能力」を失っていません。

大人になるということは、何かを知るわけではなくて
「知り得る能力を失うこと」なのです。

知識が増えると同時に、生きるうえで起こる楽しみも、
悲しみも、他の面白さも消えてしまうので、けっこう損をすると思います。

この「知り得る能力」を失って、

「何くだらないこと考えているの?」
という固定概念で生きていこうとすることは、大変な損失です。


だから私たちは「知り得る能力」を取り戻すために、

「ただありのままに見る」

というところに戻らなければいけません。

事実を「見たくない」という今の状態から、
「やっぱり見てみようかな」というところまで
戻らなくてはいけないのです。

これができないから、様々な問題に遭遇しても、
解決方法を見出せず大変苦しんでいるのです。

画像



ブッダがおっしゃっているのは、
「みなさんは知り得る能力を失っているのだから、そこを何とか治して、
能力を取り戻してください」ということです。

能力を取り戻すといっても難しいことを言っているのではありません。

ただゴチャゴチャした自分の固定概念を捨ててしまえば、
随分シンプルに智慧が現れてくるのです。


真理そのままがジリジリと、「あ、こういうことか」と見えてくるのは、
固定概念がない人なのです。

だから、しっかりと集中して
物事を「ありのまま」に見ようとする人には、

そのまま真理が見えてくるということです。
では、見えてきたらどうなるのでしょうか。

「すべての物事は因縁によって生まれると知って、
彼のすべての【疑】が消えてしまう」


一切の存在の秘密を発見すると、どのくらい楽しいと思いますか?

存在のカラクリが、「なあんだ、これか」と分かるなら、
何一つ「疑」というものは残らないのです。
一切の疑が消えたということは、「一切を知った」ということです。

そうすれば、「もう何の疑問もない」のです。

これこそ、ブッダが説く「悟り」の表現です。


つまり、これは「もう悟りました。もう問題はない」という意味なのです。
もうこれっきり、悩みも、苦しみも、悲しみも、
「まだまだこれからだ」という期待も、何もかもなくなったということです。



みなさんも、「ブッダにも答えられないことがあるだろうか?」と、

これからどんどん疑問、質問を出してみてください。

仏教はいつでもオープンチャレンジです。




「ブッダ 大人になる道」アルボムッレ・スマナサーラ長老著書より


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 14
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
驚いた

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
管理人さま。
いつもありがとうございます。毎朝、仕事前に読んでいます。
かずみ
2010/12/02 20:02
ありのままに、おしゃべりする子供たち

スマナサーラさんは、全くありのままに、おしゃべりされる

大人になると、ありのままにしゃべることは、他の大人にとっては大変煙たい存在ですね

ありのままをしゃべる、子供になら、すぐに通じるのですが。いやはや大人になると難しいですね。

子供どうしでは、「あんたのこと嫌い」とまで発言したとしても「ごめん」と返答すれば。「やっぱり好き」となるわけですが。

自我を認め合ってる、バカな大人どもは、いやはや対処のしようが難しいですね。
才木広之
2010/12/02 20:54
お疲れ様です。
今日はダブルヘッダーですね^^
ちょっと得した気分
エーヒパッシコー
仏教とは
「理性ある人が各自で真理を理解すべき教えである」
するもしないも各自の勝手ですよね。
エーヒパッシコー
納得したらがんばれば良い、納得できなければ他の道を探せば良いのではないでしょうか。
僕はこの道が気に入ってます

生きとし生けるものが幸せでありますように
358
2010/12/02 20:57
おはようございます。

この本はとてもわかりやすくて気に入ってます。

〜生きとし生けるものが幸せでありますように〜

2010/12/03 08:30
★「知り得る能力」を失わないで 幸せに生きる〜ブッダの智慧から学ぶ〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる