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zoom RSS ◆ヴィパッサナー瞑想【2】

<<   作成日時 : 2011/03/22 21:50   >>

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◆遠離(無執着)がヴィパッサナーのポイント。
では「ヴィパッサナー瞑想」とはどういうものか、その方法の
理論的なことを説明します。

「サマタ瞑想」のポイントは心を統一して、それでよい気持ちに
なることでした。

「ヴィパッサナー瞑想」は、ものごとに執(とら)われないように
すること、すなわち遠離(おんり)がポイントです。

欲から遠離するのです。

離れること、執着しないことがメインテーマです。

誰かが自分にしゃべっていたとしたら、その内容からひとまず
離れるような感じです。

聞こえる声を「音、音」と確認して離れます。

たとえば目できれいな花を見ます。

あるいはきれいな名画を見ます。

見ると当然、感情が湧いてきます。

感激します。

それはもう感情ですから、欲です。

そして心は痛みます。

そのとき「ヴィパッサナー瞑想」では特別なポイントがあります。
なにか見えているときでも、見えるそのものの「中」まで入っては
いきません。

これが、「ヴィパッサナー瞑想」のポイントです。




◆事実でとめて、感情を生まない

一枚の絵を見たとき、「これはゴッホさんが描いた絵ですよ」、
「それはもう、何億円の価値がありますよ」などと言われると、
本当は自分にはきれいだと見えなくても、いろいろな妄想概念で
「あぁすごい絵だ」と思ったりしませんか?
画像


私は子どもとおなじで、見て楽しめるものはいい絵だと簡単に
決めますが、たまに、有名な絵でも「見てもつまらない」と
思ったりすることがあります。

ヴィパッサナー瞑想というのは、パーリー語で「ヴィ(Vi)」は
「明確に」の意味で、「パッサティ(Passati)」は「観察する・見る」
という意味です。

「明確に観察する」とは、どういうことでしょう?

ものを見ても主観で処理せず、事実でとまるということです。

見えたことは事実ですから、そこで感情が生まれないように、
「見えました」と念じます。

耳に音が入る場合、音楽も入るし、人の声も入るし、鳥の声も
入るし、それによって心にとても波が立ってしまいます。

ですから、「ヴィパッサナー瞑想」では、「音」、「音」、あるいは
「聞こえている」、「聞こえている」と念じます。

それでどうなるかというと、音は自然に耳から入りますが、
感情の世界は生まれなくなります。

つまり、罪は一つも生まれなくなります。




◆事実を念じると心はきれいなまま

「ヴィパッサナー瞑想」の方法は、すごく簡単です。

自分が聞きたい、美しい音楽が流れていると、普通だったら
欲が生まれてきて、悪趣をして、悪いカルマをして、地獄へ行く
道を作ります。

ところが「、「ヴィパッサナー瞑想」では、自分の好きな音楽を
聞いているけど、もう一人の自分はただ、「音」、「音」と念じて
います。

あるいは「聞こえる」、「聞こえる」と念じている瞬間、心は完全に
きれいなままです。

身体になにかが触れたときも、「あ、これはあれだ、それだ」などと
思わず、ただ、「触れました」と念じるだけです。

いま、ちょっと試してみてはどうでしょう?

たいていは、この本を読んでいるいまも、いろいろな音が耳に
入っていることでしょう。

なにも「中」に入れないで、「音」、「音」、「音」と、念じてみてください。
いきなり心のなかが静かになって、「空(くう)」の状態になるのが
わかるはずです。


・・・・・つづく・・・・・・


現代人のための瞑想法 A・スマナサーラ 著 
P.129〜131

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