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zoom RSS ★貪・瞋・痴はたちの悪いウィルスです

<<   作成日時 : 2011/03/28 23:09   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 12 / トラックバック 0 / コメント 1

Q;現代社会は善悪の価値観が
しっかりせず混乱していると思うのですが。


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それは現代社会だけではなくて、古代社会でも、未来社会でも、
いつでも善悪判断の価値観は混乱しているのです。



なぜならば、貪・瞋・痴しか人間には衝動がないのですからね。
だから混乱してしまうのです。




「貪りはなぜ悪いのか」ということになってしまうのですよ。
けれども「やはり貪りはよくない」と判断できるところもありますし、
だから混乱するのです。



先ほども述べたように、自分が好きなものを
普通に買ったり遊んだりすることは悪くないのです。

何かを盗んででも手に入れようとするのが悪いのです。
一部の欲は大丈夫で、一部の欲は悪い。
だから混乱するのですね。

ある一定のところまでの欲や怒りはいい、
それ以上の欲や怒りは悪いということだから、混乱してしまうのです。




貪・瞋・痴というのは結局は悪い感情であること、
貪・瞋・痴はどうせ善い結果は出してくれないことが
わかってしまえばいいのですが、

それはなかなかわかりにくいでしょうね。



やはり貪・瞋・痴が消えると何もなくなってしまうように
錯覚してしまうのですね。



たとえでお話ししますと、貪・瞋・痴というのは
危険なウィルスのようなものです。

病気は発症していないのだけれど、
危険なウィルスを身体に持っている人をキャリアというでしょう。

10年間、40年間、80年間でも、キャリアのまま
健康で元気でいるかもしれません。

けれども検査をすると、やはりそのウィルスがいるのです。


画像


私たちは貪・瞋・痴というウィルスのキャリアなのです。
これが突然に発病すると、自己破壊になるのです。

発病さえしなければ健康な人と変わらないのですが、
「危険なウィルスのキャリアは素晴らしい」ともいえないのですね。
もちろんキャリアではない方がいいのです。


すべての生命は貪・瞋・痴のキャリアなんです。


それで自分のせっかくの幸せを壊してしまうのです。
ですから、異常な怒りと異常な欲をコントロールして、
発病しないようにしなければなりません。


そのために必要なのは、常に明晰な理性を持っていることです
いつでも智恵や知識をよく使って生きていることです。


その生き方が善的な生き方で、貪・瞋・痴の感情に負けて
行動することが悪の生き方なんです。



人が悪行為を犯す時は、自分で自分をコントロールできない状態に
陥っているのです。

冷静にものごとを考えることができないで、
感情に負けて、感情に操られている状態なんですね。


貪・瞋・痴という感情は心の中に潜在的に
寝ているウィルスですから、やはり危険なのです。


そこで、「心を清らかにする特別な訓練をして、
きれいに貪・瞋・痴を洗ってしまおう」というのが仏教の修行の世界です。


それは別世界で、善悪の道徳の世界ではありません。

道徳の話は、我々が本来持っている貪・瞋・痴のウィルスが
発病しないようにする行き方を説くことなのです。


「幸福に至るYESとNOの法則」
アルボムッレ・スマナサーラ長老著書より

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2011/03/30 08:45
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