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zoom RSS ○○○修行は「私」がいない世界

<<   作成日時 : 2011/07/15 06:43   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 18 / トラックバック 0 / コメント 2

悟りが早いか遅いかは、その人の固定概念が
どんな程度かというところで差がでます。
固定概念があると成り立たないのです。


その固定概念の中でも大きなものが、「私」です。



修行は、最初から「私」がない世界です。
語るのは、修行者が、



「今のこのような現象をこのように見ているのだ」と、
現状を説明するだけの世界です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


○仏教の真理は、ひと言で言えば「捨てる」
私が覚えているアーチャン・チャー長老のエピソードを
ひとつだけご紹介します。



長老のお寺は、森のお寺でした。
あるとき、ひどい風雨で木なども倒れて無茶苦茶になって、
それをみんなで掃除していたときのことです。
修行に来ている人々みんなで、木を切ったり捨てたり、
いろいろ考えたりして、お寺をきれいにしていました。


あるところに木が一本倒れていて、長老が若い人と一緒にどけようとして、
二人で木を抱えました。


重いので、持っていて、ちょっと歩いて、
「この辺りで捨てましょう」と、ドカンとそれを捨てたのです。
そのとき長老が、

「捨てたら楽ですね」
とひと言、言うのです。

重くて、持っているのがキツい木を、捨てたらラクになった、

レッゴー(Let go)ということなのですね。

「捨てたら楽ですね」

という長老のひと言に、私はびっくりするのです。
弟子がどんな感じになったかわかりませんが、私にとっては、
とんでもないびっくりです。

「捨てたら楽ですね」

というのは、とてもシンプルな言葉でしょう。

重い木をお運んで、ドーンと捨てた。
「あっ、楽」、ただそれだけ。

仏教の、悟りのポイントは、ただそれだけなのです。


長老方、指導者たちは、いつでも「捨てたら楽」だということを言っているのです。

アーチャン・チャー長老は、チャンスがあったら、
いつでも真理を教えるのです。


画像


そのための「捨てたら楽ですね」という言葉なのです。

いっさいを捨てるのです。
それだけ。

持ち運ぶとかなり苦しいのです。
それは真理です。

私がびっくりしたのは、何のことなく現実的に、
目の前にあることで、お釈迦様がおっしゃっていたような
譬えで長老が言うからです。

やっぱりすごい人だなあと思います。

誰にでも言える言葉ですが、精神的に優れた人の言葉は力の強さが違います。
ですから、仏教は突き詰めれば「捨てる」ということに尽きるのです。

東日本大震災で被災された方々は、大変な苦難に遭っていらっしゃると思います。



そして、精神的に落ち着いていられる能力を確かめ、
養うときでもあります。

「捨てる」「執着しないで楽になる」「放っておく」

という真理への理解を深め、
瞑想修行を通じて

心の平安、本当の幸せを獲得できますよう、願っています。<おわり>




『震災と祈り』サンガジャパンVol. 6<P170〜P176>

「落ち着き」だけが「自分のもの」になる
A・スマナサーラ長老法話記事からの抜粋でした

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
追えば逃げるし、逃げれば追ってくるし、

放って追うのが一番ですね。

才木広之
2011/07/15 22:01
捨てたら楽、いい言葉ですね。
とうま
2011/07/16 01:24
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